南小松島駅を出るとすぐ渡るのが、田野川。
ここから阿南市北部を貫流する那賀川まで、列車は穀倉地帯を走る。
田園風景を抜け由岐駅を過ぎたあたりから、車窓左手に紀伊水道の紺碧の海が広がり始めると、やがて日和佐駅に到着だ。
駅の東にそびえるのが日和佐城。
城山山頂にあるため、城郭からは日和佐の町が一望できる。
また、美波町にある大浜海岸は、アカウミガメの産卵地としてつとに有名。
産卵が見られるのは5~8月の日没頃で、涙を流しながら産卵する光景は感動もの。
ウミガメは産卵のために生まれた浜に必ず帰ってくるという不思議な習性があり、8月中旬から9月上旬には子ガメの放流も見られる。
付近にはウミガメの生態や子ガメを飼育する日和佐うみがめ博物館もあるので、時間があればぜひ立ち寄ってみよう。
日和佐駅を出発した列車は海岸線を離れ、赤松やタブの林が続く内陸部を走り抜ける。
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